歴代「阪神タイガース」ベストナイン(平成以降)

平成以降の阪神の選手で打線を組んでみました。

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1番 ライト: マット マートン

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トップバッターはマートン!

金本選手がレフトなのでライト起用で少し守備に不安ですが、阪神歴代でも屈指の安打製造機で、そこそこの長打力も兼ね揃えており、最強の1番打者でしょう。

来日1年目(2010年)にはいきなり当時の日本記録となるシーズン214安打を達成し、その後もコンスタントに打ち続け、在籍6年間で1,020本のヒットを記録しました。

ブレの少ない打撃フォームで高い確率でバットの芯でボールを取られていましたね。

右打者で俊足ではなく内野安打も少ないにも関わらず打率が高いことから、いかにコンタクト能力が優れいているかが分かります。

<キャリアハイ(2010)>

打率.349 17本塁打 91打点 11盗塁

2番 センター: 赤星 憲広

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2番はレッドスター・赤星!

センターは新庄と迷いましたが、やはり5年連続盗塁王の赤星選手を選出しました。

2003〜2005年は3年連続「3割・60盗塁」を達成しており、まさにタイガースの黄金時代を支えた1人です。

さらに注目すべきは「盗塁成功率」であり、プロ通算の成功率は8割を超えています。

後述する打者たちの打点に大きく貢献したのは間違いなく赤星選手です。

盗塁に加えアベレージも優秀であり、プロ通算打率は.295を記録するなど、けっして俊足だけの選手ではありません。

さらにセンターでの守備範囲も広く、チームとしては非常に重宝する選手です。

怪我による早い引退は惜しまれますが、多くの阪神ファンの思い出に残るスピードスターですね。

個人的にはこの人の亜細亜大学エピソードが大好きです。笑

<キャリアハイ(2005)>

打率.316 1本塁打 38打点 60盗塁

3番 セカンド: 今岡 誠

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3番はチャンスに強い今岡!

今なおプロ野球ファンの間で有名な「147打点」でお馴染みの選手です。

2003年のセカンドでの打率.340も素晴らしいですが、やはり2005年の147打点は近年では不滅の数字です。

この年は打率3割未満・ホームラン30本未満でしたが、満塁成績が打率.600(25打数15安打49打点)と意味が分からないことになっており、全プロ野球ファンに「チャンスに強い今岡」を印象付けました。

守備位置はサードの印象が強いですが、セカンド時代もシーズン失策が1桁で優秀な二塁手と言えます。

今後この打点記録が破られない間は「今岡」の名はまだまだ健在でしょう!

<キャリアハイ(2005)>

打率.279 29本塁打 147打点 1盗塁

4番 レフト: 金本 知憲

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4番はもちろんアニキ金本!

圧倒的打力の持ち主で、阪神の黄金時代を支えた最大功労者でしょう。

勝負強さや鉄人と呼ばれるタフな肉体、全てがカッコいいアニキでした。

甲子園球場に不利な左打者にも関わらずホームランを量産し、2005年には40本塁打を記録しました。

フルイニング出場の世界記録や骨折しても片手一本でヒットを放つなど、記憶にも記録にも残る選手でしたね。

また出塁率が高いことや無併殺打の記録を持つなど、細かい数字を見れば見るほどチーム得点に貢献している選手です。

守備においても肩を怪我する前は、足も速くレフトとして優秀でした。

晩年はケガに苦しみましたが、近年においてタイガース最高の主砲は間違いなくこの漢です!

<キャリアハイ(2005)>

打率.327 40本塁打 125打点 3盗塁

5番 サード: 新井 貴浩

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5番はみんな大好きアライさん!

とにかく阪神ファンだけでなく、多くの野球ファンから愛される人柄です。

タイガースではケガもあり、カープ時代よりホームランは少なかったですが、それでも持ち前の長打力で打点をあげてチームに貢献しました。

積極的な打撃が持ち味で、豪快な打球を放つ一方で併殺打も多く、評価に困るところもありますが、相手チームからすれば普通に怖いバッターです。

カープ時代の猛特訓のおかげで(?)サードでも標準的な守備力はありますし、なによりこのベストナイン打線でもムードメーカーとして活躍してくれるでしょう。

<阪神でのキャリアハイ(2010)>

打率.311 19本塁打 112打点 7盗塁

6番 ファースト: クレイグ ブラゼル

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6番はブラゼル!

阪神在籍は4年間と長くなく、大きな活躍をしたシーズンも1年(2010年)だけなので、正直ベストナインに入れるか(アリアスと)迷いましたが、その1年の活躍が強烈だったので入れさせていただきました。

武器はなんと言ってもそのパワーであり、特大ホームランを期待できる打者です。

左打者で甲子園球場を本拠地としながら47本塁打は圧巻です。

膝に古傷があり足は遅いですが、ランニングホームランを記録するなど一生懸命なところに好感が持てますね。

ファースト守備ではショートバウンドの捕球技術が高く、守備範囲に目を瞑ればgoodな一塁手です。

<キャリアハイ(2010)>

打率.296 47本塁打 117打点 1盗塁

7番 ショート: 鳥谷 敬

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7番は大沢たかお、鳥谷!

阪神のにぎやかな雰囲気とは似つかわしくないクールな選手で、長年にわたりタイガースのショートを勤めました。

非常にバランスが良く、打ってよし・選んでよし・走ってよし・守ってよし・顔もよし、、、、と、欠点らしい欠点が無いスターでしたね。

打者としては選球眼がとにかく良く、広角にも打て、毎年安定した成績を残すので玄人好みのタイプですね。

ショートの守備においても土のグラウンドを本拠地としながらも守備率が高く、他球団がショートの人材に困っていたことを考えると、このレベルの遊撃手が長年いたことはタイガースにとって大きなアドバンテージになっていたはずです。

走塁も優秀で、2013年WBCの台湾戦の盗塁は熱かったですね!

<キャリアハイ(2010)>

打率.301 19本塁打 104打点 13盗塁

8番 キャッチャー: 矢野 燿弘

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8番は矢野!

城島もいますが、やっぱりタイガースのキャッチャーはこの人でしょう。

本当に長きに渡り阪神の正捕手をつとめ、強い時も弱い時も知る名捕手です。

勝負強いバッティングと堅い守備力も持ち、文句なく優秀なキャッチャーです。

打撃に関しては同時期に古田や阿部、城島という歴代屈指の強打のキャッチャーたちがいたので霞んでしまいますが、矢野も間違いなく「打てる捕手」であり、3割を打つ年もありました。

捕手としてはとにかく堅実であり、通算の守備率は.996を誇ります。

監督時代を含め、長い期間タイガースにいたので幅広い層のファンから親しみを持たれる存在です。

<キャリアハイ(2003)>

打率.328 14本塁打 79打点 1盗塁

9番 DH: 桧山 進次郎

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ラストバッターは代打の神様・桧山!

大卒後22年間、44歳まで阪神一筋でプレーし、左の中距離打者として、晩年は代打の切り札として活躍した選手です。

在籍期間や認知度からもDH選出はこの人でしょう。

高い代打成功率で歴代2位の代打安打数・打点数を持つなど、最後までしっかりチームに貢献してくれましたね。

特に現役最終打席となった2013年CSでの代打ホームランは本当に痺れました!

何よりフルネームで呼びたくなる名前ですよね。笑

<キャリアハイ(2004)>

打率.306 18本塁打 84打点 4盗塁

ピッチャー: 藤川 球児

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ピッチャーは球児!

本来なら井川などの先発投手を選出したかったのですが、やはり近年のタイガースの投手で1番印象が強いのはこの人でしょう。

直球は「火の玉ストレート」と呼ばれ、スピード以上にノビが凄まじく、「分かっていても空振りする」ボールでした。

そんな漫画のようなボールは見るもの全てを魅了し、阪神ファンを超えて全ての野球ファンをワクワクさせてくれましたね。

毎年オールスターは「藤川vsパリーグの強打者」でとても盛り上がりました。

またウィリアムス投手・久保田投手とともに「JFK」として君臨し、リリーフ投手の地位向上にも貢献したように思えます。

成績が素晴らしい野球選手はたくさんいますが、彼ほど観客を魅了する選手はそうそういません。

そういった意味でも「最強投手」は藤川球児です!

<キャリアハイ(2005) ※登板数的に>

80登板 92.1イニング 防御率1.36 139奪三振

7勝1敗 1セーブ 46ホールド

まとめ

以上のように阪神ファンだけでなく、多くのプロ野球ファンにとって印象深い選手の打線になりました。

やはり黄金期の2003〜2005年, 強力打線の2010年あたりの選手中心の選出になりましたね。

あと何年かすると佐藤輝明選手や森下翔太選手も選出されるかもしれませんね。

阪神タイガースにはまだまだスゴい選手がたくさんいますで、ぜひこの「野球スタメンアプリ(Android/iOS)」であなたのドリームチームを作ってみてください。

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