甲子園で活躍したり話題になった選手において、独断と偏見で打線を組んでみました。
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1番 センター: オコエ瑠偉
トップバッターはオコエ!
2015年夏、関東一高(東東京)の強打の1番打者として大活躍し、チームのベスト4進出に大きく貢献しました。
1番の特徴は「スピード」であり、内野強襲ヒットを2塁打にしたり、1イニング2本の3塁打を記録するなど攻撃的なスピードスターでした。
またセンターでも広い守備範囲を発揮し、ピンチで何度もファインプレーを見せてくれました。
さらに勝負強さも兼ね揃えており、準々決勝の興南高校戦では9回2死から決勝のホームランを放ち、その吠える姿からスターの片鱗を感じさせました。
とにかく「アグレッシブル」の言葉が似合う魅力的な選手でしたね。
2番 キャッチャー: 中村奨成
2番は中村奨成!
2017年夏、広陵高校(広島)の捕手としてチームの準優勝の立役者となりました。
やはり強烈に印象なのが、甲子園記録である1大会6本のホームランを打ったことです。
打点や塁打数でも大会記録を更新し、いっきに大会の主役になりました。
捕手としても強肩であり盗塁を何度も刺し、さらに俊足で盗塁も記録したのですから驚きです。
大会前はそこまで話題の選手ではありませんでしたので、まさに「甲子園で化けた」選手です!
攻撃的2番打者として、この打線でも大きな活躍をするでしょう。
3番 サード: 松井秀喜
3番はゴジラ・松井!
1990年夏(高校1年時)に星稜高校(石川)で初の甲子園出場、1991年夏(高校2年時)では主軸としてホームランも放ち、チームもベスト4に進出しました。
1992年、春の選抜では2打席連続ホームランや2試合連続ホームランなどで野球界で大きな注目をされる選手になりました。
そして同年の夏の甲子園、伝説の「5打席連続敬遠」は当時の社会問題まで発展し、同時に松井がいかに凄い選手なのかを証明するものになりました。
言わずもがなアピールポイントはその「パワー」!
当時から高校生離れした怪力であり、高校3年生時点で「ゴジラ」と命名されるほどでした。
プロ1年目のキャンプの打撃練習で150mのホームランを打っていたと言われていたので、本当にフィジカルは桁違いだったのでしょう。
ちなみにプロ入団以降は外野手でしたが、高校時代はサードだったのでポジションもバッチリです。
4番 ファースト: 清原和博
3週間前、格闘家の秋山選手に魂を入れてもらって以来、心がすっきりして元気になり
— 清原和博 (@kiyohara3_5_114) July 12, 2021
あれだけ眠れなかったのが嘘のように眠れるようになった❗️
そして甲子園に行き
素晴らしい体験をさせていただき
足はまだまだ痛いけど痛み止めを飲み気合いを入れて打った。
それにしてもホンマに痛い💦でも負けへんで pic.twitter.com/4H5eihIxeQ
4番は番長・清原!
まさに「甲子園の申し子」であり、名実況となった「甲子園は清原のためにあるのか」は今でも甲子園ファンの間で有名です。
1983年に名門PL学園(大阪)に入学し、1年生夏から4番打者として甲子園出場。
同学年にエース・桑田真澄がいたこともあり、5期連続甲子園出場という偉業を成し遂げています。
1年生夏・優勝、2年生春・準優勝、2年生夏・準優勝、3年生春・ベスト4、そして最後の夏は優勝。
これだけ見ても主人公ですが、甲子園通算13本塁打は今後破られない程の大記録でしょう。
松井秀喜と同様にパワーは超高校級でしたが、高校時代から逆方向に長打を打つなど打撃技術も1級品であり、プロ1年目・31本塁打からも当時の完成度の高さが伺えます。
野球の能力や成績以上に人を魅了する力があり、自身の薬物問題の後でも多くのファンから応援されており、スーパースターの素質の塊です。
5番 ライト: 平田良介
5番は平田!
ここから大阪桐蔭(大阪)が続きます!
名門大阪桐蔭にて1年夏から主軸として活躍。
2004年春(高校2年時)に甲子園初ホームランを放ち、2005年夏(高校3年時)には清原以来の「1試合3本塁打」を記録し、エース・辻内、後述の中田と共にチームのベスト4進出に大きく貢献しました。
身長177cmでありながら、高校生離れしたフィジカル・パワーを持ち、他のチームメイトの1.5倍ぐらい横幅がありました。
それでいながら俊足・強肩であり、外野守備はプロ入団後も高く評価されるレベルで、まさに高水準の5ツールプレイヤーと言えるでしょう。
高校レベルにおいては全てが1級品で、このタレント揃いの打線においても非常に使い勝手の良い選手です。
6番 レフト: 中田翔
6番は怪物・中田翔!
こちらも大阪桐蔭で1年生の頃から有名でしたね。
前述した平田が3年生時(2005年夏)の1年生であり、本塁打を記録するなどチームのベスト4にも貢献しました。
2006年夏(高校2年時)はすでに大会前から「怪物」として認知されており、初戦で特大ホームランを打ちましたが、2回戦では後述する早稲田実業・斎藤佑樹の前に3三振に屈するなど悔しい思いもしました。
2007年春(高校3年時)にも1試合2本塁打を記録するなど、着実にその力を見せつけました。
アピールポイントはもちろんその「パワー」!
甲子園での推定飛距離140m弾に加え、地方大会では170mのホームランを記録したとのこと、、、、まさにバケモノ。
しかも投手としても最速151kmを誇り、その肉体の強さがケタ違いです。
名前の語呂の良さも相まって、甲子園ファンには強く印象に残る選手です。
7番 ショート: 根尾昂
7番は優等生・根尾!
大阪桐蔭黄金期の中心メンバーであり、2年生春(2017)より主力選手として主に投手・遊撃手として活躍。
2年春(2017)、3年春(2018)、3年夏(2018)で甲子園優勝しており、まさに最強・大阪桐蔭でしたね。
体格はそこまで大きくないものの、運動神経や体のバネが秀でており、投手としても最速150kmを計測するほどの強肩であり、打者としても3年夏の大会で3本塁打を記録し、多彩な才能を見せつけました。
さらに驚くべきは学業まで優秀であり、ご両親は医者というのだから話題性も抜群。
なんでもできるスーパースターとして非常に応援したくなる選手です。
8番 DH: 今吉晃一
下位打線はプロ野球には進まなかったものの、高校野球ファンの間で大人気だった2人です!
8番は吠える代打・今吉!
2006年夏、鹿児島工業(鹿児島)の代打の切り札としてチームのベスト4躍進に貢献し、そのプレースタイルから大きな注目を浴びました。
甲子園通算・4打数2安打という成績以上にインパクトが強い選手で、打席では毎回雄叫びをあげて自らを鼓舞していました。
バットを短く持ち、フルスイングからの全力疾走で、非常に清々しい選手でした。
甲子園では「代打・今吉」がコールされると大盛り上がり。
クライマックスは敗戦した準決勝・早稲田実業戦、後述する斎藤佑樹投手との対戦。
人気者同士のマッチアップに球場は異様な雰囲気でしたが、最後は「矢のようなストレート」にフルスイングで三振。
甲子園史上でみても「名勝負」でした!
9番 セカンド: 町田友潤
ラストバッターは守備の名手・町田!
2007年春(2年生時)、常葉菊川(静岡)の二塁手として優勝。
さらに2008年夏(3年生時)には準優勝をし、チームの輝かしい功績に大きく貢献しました。
プロには進まなかったものの、いまだにファンの間では「甲子園史上最高のセカンド」と言われる選手です。
その1番の武器は守備力であり、ヒット性の打球をことごとく処理しアウトにする姿から、「セカンドに打ってしまえば望みはない」との名言が出るほどでした。
打撃でもバントをしない攻撃的2番打者として高い打力を見せ、十分に優秀なラストバッターとして活躍するはずです。
ピッチャー: 斎藤佑樹
投手はハンカチ王子!
早稲田実業(西東京)のエースとして2006年春に甲子園初出場を果たし、同年夏にも連続出場を果たします。
投球スタイルとしては、伸びのあるストレートにキレのあるスライダー。
そして正確なコントロールと再試合を投げ抜くスタミナなど、投手に必要なものは全て備わった選手です。
夏の大会前までは大きな注目をされることはなく、何人かいる好投手の1人であり、話題はもっぱら夏3連覇を目指す駒大苫小牧の田中将大投手でした。
大会が始まると早稲田ブランドに加え、クールな表情、端正な顔立ち、そして青いハンカチで汗を拭う姿が話題になり、チームが勝ち進むごとに人気が高まり、完全に本大会の主人公になりました。
その過程で前述した中田翔選手や今吉晃一選手との対決などでさらに人気は過熱していき、決勝の相手が最強・駒大苫小牧ということもあり、今では考えられないほどに世間の注目を集めました。
さらにさらにその注目の決勝戦を延長再試合の末に勝ち、全て1人で投げ切ることで、その活躍は伝説となりました。
その年の流行語大賞にも「ハンカチ王子」が選ばれるなど、まさに時の人。
この甲子園レジェンドチームのエースに相応しい投手です!
まとめ
以上のように多くの野球ファンにとってまさに「ドリームチーム」となりました。
個人的には当時の思い出が溢れるエモいチームになりました。笑
長い甲子園の歴史において、まだまだ他にもスーパースターや印象に残る高校球児がいますので、ぜひこの「野球スタメンアプリ(Android/iOS)」であなたのドリームチームを作ってみてください。